プロフェッショナルサポートとは
体力に余裕のあるプロスポーツ選手や芸術家・舞踊家など身体を職業として使う人に、可能な限りの施術を行うコースです。
外傷から微妙な身体の調整まで幅広い施術ができます。特に、急を要する場合には有効です。夜遅くの施術にも対応します。
オステオパシー プロフェッショナルサポート
- 人間には3つの層があることを、エネルギーフィールドの項で紹介しましたが、これは3番目の層に関係します。共有するさらに広い空間の中で、他人を含めて、自分のエリアをどこまで広く影響できるか、また自分の占有空間として使えるかが大きなポイントになってきます。
- プロスポーツの選手などの様に、相手との間合いを感じたり、自分に大勢の注意が注がれる中、そこでの自分の空間を大きくして、自分自身を際立たせたり、そこにいる大勢の人を呑み込むような時に、この3番目のフィールドを使える様になると大きな力になります。
- 剣道は30代〜40代が力のピークと言われるそうです。60代の達人と相対するときに、自分の方が速さも力も上なのに、何んとなく打ち込まれてしまうという話を聞いたことがありますが、この間合いこそ、3番目の層です。速さ、力、技という技術の他に、自分の間合いをコントロールする総合的な訓練と、空間をコントロールする意識が必要です。
- 野球のピッチャーとバッターの関係にも同じことが言えます。実力とは別の次元で、その時の勢いとか何かの弾みが勝敗を決します。相対した相手を呑み込み、包み込んだ方に分があると言えます。また、ピッチャーもバッターも、自分の感性と意識がバランスされていると、自分の思った所に投げられたり、自分の感覚の通りに、バットが振れます。
- 勝負の勝ち負けとは別に、自分の体調管理にも大きな力を発揮します。筋肉や食事のバランスにどんなに注意を注いでも、限界があります。もともと人間という生き物は、欲求の激しい動物なので、必要なものは要求します。食べたいものはたべる、したいことはする、が基本です。この欲求が出なくなると、楽しく出来なくなり、ストレスがさらに身体のバランスを崩し、というように大きな問題になって行くのです。プロスポーツの選手はその時その時が常に大事です。1年多くできるだけでも収入は大きく変わります。楽しく、怪我も少なく、しかも選手生命を長く出来ることはとても大切な事です。
- デザイナーや芸術家の様に感覚的に脳を使う人にとっても大事な層です。
- 感覚的に脳を使うというのは、実は大変な事で、非常に大きなエネルギーを使います。全ての物をイメージの世界で作り、しかもそれらを時間・空間を飛び越えて考えたり、つなげたりするので、制限が無い分、大きな空間とエネルギーを使い、それが上手くいかないと身体のダメージになります。
- デザイナーが何かを書こうとする時に、そのイメージに合う物や環境、風景等を使います。これは、自身の使うエネルギーの節約になるのです。しかし、このことは逆に言うと、イメージの制限になるので、良し悪しです。物から再び離れて、自分のイメージの中で、アイディアを大きく出来ることが大事です。
- 創作の仕事に関わる人にも、大事な層です。さらに大きな空間が必要で、その中で自由に色々な物が関連しあう状態は、満ち溢れるエネルギーが助けます。エネルギーの循環は、空間の大きさと、その空間の中心である自分自身から発するエネルギーの大きさです。
- 自分の頭の中にあると感じる空間も、実際には頭だけではないのです。自分を取り巻く環境が大事なのは勿論、その空間と自分自身のエネルギーの層との位置や関連も大事です。
- 頭の中に広がる空間は無限と言われますが、実は自分の体の状態によって、制限がでます。アイディアがどんどん浮かぶ時と、何のイメージも湧かないような時との差は、自分の身体と各層のバランスに依ります。感覚的に大きな空間を扱う人には必須の層で、そのバランスも大事です。
- スポーツや武道で身体を使う人は勿論、芸術に関わる人たちも、大きなエネルギーを持っています。施術の基本は、一回の施術で完全にバランスを取ることです。通常の施術は限られた時間の中で、その人の治癒力と体力との相関で、施術の種類と量と方法が決まりますが、プロフェッショナルサポートでは、その時にその人の総体が必要とするすべての施術を行い、全体のバランスとエネルギーのフィールドのバランスも取ります
- 施術を受ける人の職業によって、施術の柱となる方向が決まってきます。実際に使う身体の部位によって、施術の組み立てが変わってくるという事です。
ここに書かれる記述は、私が20年以上前から実践している呼吸法の結果、エネルギーを物理的に感じることができる様になったことがきっかけです。武道などで言われる気配や威圧・気等の言葉に表される別の世界の話と思われていたものを、身体の調整をする事で自分の感覚の一部として認識したり、使えるようにするための施術です。
実際の施術
1. 武道や身体全体を使うスポーツの人のケースでは、運動能力が最大限に活かせる為の施術を行います。 2. 野球選手やゴルファー、サッカー選手のように、身体全体を使い、更に指先や足・道具を、感覚と合わせて使うタイプのプレーヤには、身体を支えながら、更に、その部位に対して脳が正確にコントロールできるための施術をします。 |
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3. 職人さんの様に熟練が必要で、指先や特定の部位を、緻密に使うタイプの方は脳が直につながる必要があります。 |
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4. デザイナー等、頭の中のイメージとして、エネルギーフィールドを多く使うワーカーには、身体とそれぞれのフィールドの関係性を主とした施術をします。 |
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5. 創作等で、何かを作り出す仕事の方は、身体全体で感じると同時に、頭の中のイメージのフィールドを使う必要があります。自身の身体の中のエネルギーの動きと、身体の周りのエネルギーのフィールドとの関係が、調和する様に施術します。 |
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