|妊娠中の腰痛|睡眠中のふくらはぎの突っ張り|逆子|
|乳幼児の不眠|赤ちゃんの元気がない時|股関節の脱臼と回排制限|
妊娠中の腰痛
- 妊娠中の女性の体は、胎児の成長に合わせて刻々と変化します。もともと子宮は骨盤の中心に有るのですが、お腹が大きくなると、前に出てしまいがちです。腰椎の変化が順調に推移する事で、胎児が居ても子宮が骨盤の中心に来るようにする事で、腰痛は解消されます。
- 大きくなった子宮の回りの内臓にもいい影響が有り、便秘や肩こりの軽減にもなります。
睡眠中のふくらはぎの突っ張り
- ふくらはぎのトラブルは、下肢の循環障害か足首に問題があって、筋肉に負担が掛かり過ぎる場合によくおきます。
- 下肢全体の循環障害は、骨盤回りの筋肉を緩める事で解消します。
- 筋肉の問題は、足首に有る問題を解決する事で解消します。
逆子
- 逆子は胎児が子宮の中で、居心地が悪くなったり、苦しくなると起きます。
- よくあるケースとしては、骨盤の歪み・腰椎の固さ・股関節の障害・子宮への循環障害等です。
- 逆子は、問題を解決すると殆どのケースで戻ります。妊娠後期には出産に向けての体の変化も起ります。産道が開き易い状態にもっていく事で、出産もスムーズに進みます。
乳幼児の不眠
- 生まれてすぐの赤ちゃんは、全身から発するエネルギーに満ちあふれています。立位にならない新生児は、重力の負荷を受けないので、全身を血液やリンパ・脳脊髄液が巡っているからです。
- 母体のリズムを感じながら成長してきた胎児は、産後地球のリズムを感じ、1週間位から自分の身体のリズムを合わせて行きます。しかも1日の三分の二以上の時間睡眠を取り、その8割をレム睡眠という身体の成長のための睡眠に当てます。
- 新生児が眠れない原因は、大きく分けて2つ有ります。
@ 神経系の働きが悪くて血液などの循環が良くない。この場合の多くは頚に問題が有ります。
A 脳脊髄液の循環が悪くてレム睡眠がうまくとれない。結果、内臓の発育が追いつかない。 - 私達は、循環障害を起こしている場所を丁寧に見いだして、ほんの僅かな力を使って、身体が持つリズムを整えます。
赤ちゃんの元気がない時
- 赤ちゃんや乳幼児は元気なのが普通です。元気のない時は、感染症等の他にも色々な原因が考えられます。
- 赤ちゃんは全身が機能体です。神経とそれを支える組織と血液や脳脊髄液の循環が大切です。
- 首は神経の伝達を支える大事な部位ですが、一番弱い場所でもあります。首の骨が上手く動けなくなるだけで、身体全体の機能が大きく損なわれます。的確に施術する事で、その機能を回復させます。
- その他は殆ど循環の問題です。脳脊髄液の循環を整える事で、多くの問題を解決出来ます。
- 脳脊髄液の調整は、頭と、胸か仙骨(おしり)に手を当ててリズムを整える事で行います。
股関節の脱臼と回排制限
- 出産後のよくあるケースとして、股関節の問題が有ります。普通赤ちゃんは、左右180度まで開くのですが、何らかの問題があると、制限が出ます。
- 手足と首を僅かに動かす程度の赤ちゃんにとって、関節そのものに問題が有るのは稀で、ほとんどが機能的な問題です。特に出産時の首の問題が多く、脳への血流と脳からの神経の伝達機能を良くする事で、可決するケースが殆どです。